僕の両親は自営で飲食店をしていたので、平均よりは親と過ごす時間は短かったと思います。両親と食事するのは店が休みである月曜日の夕食くらいだったでしょうか。
後は弟と食べてた感じです。
それが当たり前の生活だったので、子どものころはなんとも思いませんでした。
親なった僕はサラリーマン。残業もほとんどなく、ほぼ毎日夕食は家族で食べることが
できる幸せな日々を送っております。
子どもと関われる時間があるからこそ、自分に何ができるか。
問題解決力を育む
問題解決力は近年衰えてきていると言われております。
問題を解決する以前に、そもそも問題を見つける力が弱くなってきている。
何が問題なのかを明確にしなければ、解決への道すらできません。
親や教師からこれやっておきなさいと問題を出されると、今の子どもたちはしっかりと取り組みます。まじめです。(僕が子どもの頃は遊んでばっかりで、宿題もやらずに先生に注意されることもありました。)
しかし、反対に問題を与えなければ何をしたらいいのかわからないというような子が増えています。(野球のコーチ時代に感じました。自主練でというと何を練習したらいいのかわからない子たち。その時はマジかって思いました。)
どうしてこうなってしまったのでしょう???
親の関わり方が一つの宇要因と考える。
子どもはいつの時代も好奇心旺盛。うちの子でいえばポケモンをみてこれは現実の世界にもいるの?なんでお父さんは大きいの?など素朴な疑問、質問をしてきます。
こうした素朴な疑問をもつ子どもがいる一方で、大人が知らず知らずのうちに”はてな”を見つける力を潰しているのではないでしょうか。
子どもの疑問は大人にとってどうでもいい疑問。”はてな”を上手に引き出そう、生かしてあげようといった発想が乏しくなっていないでしょうか。
「知らないよそんなこと。どうでもいいよ」と。家事や仕事が忙しく気のない返事になってしまうこともあるでしょうが、そんな態度が続くとせっかく着目した疑問や問題を子どもたちは忘れていきます。次第に積極的に疑問を出すこともやめてしまいます。
「どうせだれも相手してくれないから。」
こうなると、自分で解決しようという意欲も湧いてくることはありません。
少子化も子どもへの関わり方が変化した一因に。
過保護になった。
兄弟が3,4人いた時代は親が一人一人に向き合う時間が今より短かったでしょう。昔も”はてな”を潰すことはありましたが、相手をする時間が短かった分、子どもは疑問を持ち続けることができました。
子どもが多ければトラブルも日常的に起きます。常に喧嘩をしながら子どもたちなりに問題解決をしていきます。親がいなくても子どもたちは自分たちの力で問題解決を磨いていったわけです。
対して現代は・・・
問題解決力を育む②へ明日投稿したいと思います。